ふまじめ業務日誌

芝のオンデマンド印刷、パネル、ラミネート加工の青陽社から業務に関するあれこれを発信します

青焼き材料の生産中止まで半年

ものすごく久しぶりの更新です。

現在は扱っておりませんが、かつては青焼きジアゾ式複写)というコピーを業務の中心にしておりました。青陽社の社名の由来もそこからきております(青焼きは陽画とも呼ばれます)。

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今、青焼きの材料(感光紙)を供給してるのは国内ではリコー1社ですが、2016年3月をもって生産を中止することが決まっております。遠くない将来懐かしの青焼きコピーは姿を消すということになります。

青焼きコピーについてリコーのサイトに解説があります。特徴は価であることと当倍精度が大きかったと思われます。

青写真の発明が1842年、ジアゾ式の発明が1920年ですからそんなに長い歴史ではありません。消えていってしまう原因は

  • CADの普及
  • PPCのプロッターが安価になったこと

のふたつが大きいと思います。ただゼロックスが白焼きコピー(PPC)開発した時にいずれこの日が来ることが決まっていたような気もします。

(横見)